2006年6月にオープンした清泉クリニック整形外科様は、腰痛や肩こりなど、疼痛性疾患が専門。 「長い生活環境が要因の慢性疼痛は、治療依存があるうちは治らない」とおっしゃる当クリニックの治療体系は実にユニーク。初診時に理学療法士が医師と一緒に診察にあたり、薬を一切使わずに痛みのほとんどをとり除いてしまうそうです。しかしこれは治療ではなく、何が痛みの原因で、どうすれば治るのかを患者様に学んでもらうためのデモンストレーションにすぎないとのこと。自らリハに取り組み、痛みのない体づくりをする必要性に気づいてもらうことが治療の第一歩なのだそうです。
「3週間あれば成果は表れる」と断言するこちらのリハ・プログラムは、施設長が17年間のエビデンスをもとに独自に確立したもの。バイオデックスで計測した体力指数をもとに、目標達成に向け、通院回数・負荷設定まで設定されたプログラムを医師とPTが初診時に示し、患者様に主体的に取り組んでもらうことを約束していただくそうです。
当施設では初診時に生化学検査も踏まえた総合的な診断を行い、痛みの要因をつきとめます。その後リハビリテーションを中心に行い、90日経過時に、通院回数・内容・経過、すべてを見直し、例えば10の痛みのうち、あと3がどうしても改善しない場合はその原因を洗い出す。こんなPTは効果的なリハビリテーションを考え、患者様への説明責任を果たし、集客力の要になるべきだと思います。
医師・PTによる診断・指示のもと、必要な運動のしかたを指導しています。大切なのは、体脂肪や筋肉の量ではなく、それらをいかにうまく使いこなせるか。バイオデックスはそれが評価でき、非常に有効です。当施設は医師を含め全スタッフがNPO法人「FINE」の理事として、日頃から肩こり教室の開催や、運動プログラムの指導など、予防医学の普及に力を入れています。これからはひとりひとりの健康をトータルに支援できる受け皿が必要。行政や地域と協力して、取り組んでいます。
半月板を損傷し、前の病院では絶対安静といわれていました。注射と電気療法のみで、その時はよくなっても、また戻ってしまう治療法に疑問を感じ始めていました。でもここは、自分の筋肉をつけて、自分の力で治していこうという考え方なので、初診の日からずいぶん動きました。結局自分の膝をカバーするだけの筋力がなかったんですよね。前の病院では考えられない回復速度です。