片脚もも上げ
(支持あり)
しっかりと筋力を高める
片脚もも上げは、股関節の前にある筋肉(腸腰筋)を鍛えます。この筋肉は、浴槽への出入り、つまずき転倒を予防する大切な筋肉です。また、立位で行うため反対側の太もも前の筋肉(大腿四頭筋)も鍛えます。さらにバランス運動や骨強化にも貢献する運動です。
- 安定した立位が取れない場合は、背もたれや手でしっかりと把持して転倒を防ぎましょう。
- 転倒の危険がある場合や下肢に痛みがある場合は、S-Grade1-1や2-3の運動に変更しましょう。
- 運動の回数は、筋力や体力に応じて調整しましょう。
立って行います。
安定した机や椅子などを利用して、転倒に注意しましょう。
机や椅子につかまったまま、片方の足を持ち上げ、10秒ほど保持します。持ち上げる脚の高さは筋力や体力にあわせて調節しましょう。
ついで反対の脚も行いましょう。
左右交互5〜10回ほどを目安に繰り返しましょう。