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スプリント療法 (1)スプリントの予備知識と基本の作成方法

スプリント素材の予備知識

スプリント素材は、65℃~75℃のお湯で軟化し、常温で硬化する低温熱可塑性プラスチックです。

軟化時の素材性質では、「形状記憶性」「伸張性の高低」「自着性」などで分類され、加工性や作成方法も異なります。
素材性質を理解して、各素材の特長を把握していただくだけでも作成時間は大幅に短縮します。
作成する部位や目的などで使い分けることで、短時間で簡単にスプリントを作成することができます。

基本的な作成方法① サムホールカックアップスプリント (ラッピングテクニック)

形状記憶性素材のアクアプラストでの「ラッピングテクニック」を活用してのサムホールカックアップスプリントの作成方法を紹介します。

基本的な作成方法② サムホールカックアップスプリント (ドレープテクニック)

伸張性の高いポリフォームでの「ドレープテクニック」を活用してのサムホールカックアップスプリントの作成方法を紹介します。

基本的な作成方法③ ラディアルバーカックアップスプリント (ラッピングテクニック)

掌側にも背側にも応用の利くラディアルバーカックアップスプリント。アクアプラストで掌側タイプの作成方法をご紹介します。

基本的な作成方法④ ドルザールカックアップスプリント

加温すると透明性が高まるアクアプラストの特長を利用して簡単にマーキングしながらドルザールカックアップを作成する方法をご紹介します。

基本的な作成方法⑤ サーカムフェランシャルカックアップスプリント

軽く通気性のよいメッシュ状のシートでも強固な支持性が得られるサーカムフェランシャルカックアップ。形状記憶性のアクアプラストならではの形状を活用した作成方法をご紹介します。

 

基本的な作成方法⑥ PIP伸展 ダイナミックスプリント

伸張性の低く自着性の強いイージーフォームの特長を活用して、パーツを組み立てていくダイナミックスプリントの作成方法をご紹介します。

基本的な作成方法⑦ ガントレットサムスパイカ

母指対立位スプリントは、意外と活用する機会が多いタイプです。作成方法は何種類かありますが、ここでは薄くて軽いので装着感のよいアクアプラスト1.6㎜のプレカットシートでの作成方法です。

  • 母指のIP関節にあたるようにシートをかぶせます。

  • 母指の周りをしっかり圧着します。

  • フラップを、少し伸ばしながら背側にまわします。

  • 背側でフラップを仮止めします。

  • 手のアーチや母指のポジションを留意してモールディングします。

  • トリミングとカッティングを行います。

  • 母指サイドの圧着部は、補強のためウルトラスィンをヒートガンで圧着します。

  • ベルクロを貼り付けストラッピングを行います。

  • 再度フィッティングチェックをして完成です。