ウルティウムフィードバックセット

EM-U810BF2/EM-APP01

ノラクソン製品 お役立ち情報

仕様主な特徴へ戻る

ウルティウム フィードバックセットV2EM-U810BF2

構成 EMGプローブ/2個、ウルティウムドッキングステーション(充電器)/1台、プローブ用シール/504個分、表面電極/1式、フィードバック用タブレット/1台

ウルティウムフィードバックアプリ EM-APP01

動作環境 OS:Andoroid10 以上
メモリ(RAM):4GB以上
ストレージ:32GB以上
その他:BLE(Bluetooth)規格対応
ウルティウムフィードバックセット

アプリ1つで簡便に筋電図バイオフィードバックトレーニング。

無線式のEMGプローブとタブレットのシンプル構成

小型で無線式の筋電計(2ch)とタブレットのセットです。Android専用アプリ 「ウルティウム フィードバックアプリ」によりグラフ、サウンド、映像等を用いた筋電図バイオフィードバックトレーニングができます。

4つのモードで表示可能

筋活動の促通または抑制トレーニングに使いやすい棒グラフ表示、筋電位の時系列変化が見やすいRMS波形表示など、4つのモードを任意に切り替えて表示可能です。

データ記録機能

被験者の登録や、トレーニング時の筋電データの記録ができます。トレーニングレポートの作成も可能です。

信頼性の高いブランドであることを証明する、豊富な実績

全世界30カ国以上の有名大学、研究機関、医療機関への納入実績があり、さまざまなフィールドで活用されています。 国内では1000台以上のシステムが利用されています。

主な特徴

視覚と聴覚で筋電図フィードバック

グラフ変化が視覚へ、設定閾値を用いたサウンドが聴覚へ、筋活動をわかりやすくフィードバック。タブレット内蔵カメラを用いた映像フィードバックも可能です。

レポート機能

トレーニングレポートをPDFで出力できます。トレーニング中の筋電図とその最大値・平均値がグラフで表示されます。また、設定した閾値を超えた時間と下回った時間のグラフが作成されます。

データ記録機能

被験者の登録と、被験者ごとのトレーニングデータの記録が行えます。トレーニング時の計測・記録・レポート出力がタブレット1つで完結します。

活用例

上腕骨または橈骨骨折後

上腕骨や橈骨の骨折後、特に運動時の痛みが強いと運動時に拮抗筋の同時収縮が誘発されてしまい、
関節運動が困難になる場合があります。
このような場合、筋電図バイオフィードバックによって拮抗筋を十分に弛緩させながらROM-exを行うと効果的です。


腱板損傷・肩関節周囲炎

ローテーターカフ、特に棘上筋を損傷し肩関節外転が困難な場合、肩甲骨挙上による代償運動が認められ、
ローテーターカフに十分な筋収縮が得られません。
僧帽筋の過活動を抑制し、目的とするローテーターカフの筋活動を促通します。


TKA後・ACL再建術後

大腿四頭筋のトレーニングとして実施されるパテラセッティングでは、ハムストリングスなどの代償によって、大腿四頭筋に十分な筋収縮が得られないことがあります。
このような場合、筋電図バイオフィードバックにより大腿四頭筋の筋活動を確認しながら行うと効果的です。

末梢神経損傷後

末梢神経の損傷により、損傷した神経の支配領域の筋において筋力低下が生じる場合があります。
特に、微弱な筋出力しか得られないほど筋力低下が著明な場合には、筋電図バイオフィードバックを用いることで筋の促通を図ります。