導入事例
患者様を元の活動・生活に戻すためには、客観的な評価と目標に向けたリハビリテーションが不可欠。

福岡県福岡市中央区警固3-6-1

まつい整形外科 桜坂スポーツ関節クリニック 様

患者を元の活動、生活に戻すことをめざして。

-開業されることになった経緯と、貴院の特徴を教えてください。
総合病院の整形外科で治療をしていた頃からずっと、患者様が回復するまでを見届けたいという思いがあり、2023年6月に福岡市で開業しました。整形外科は大きく外傷と障害に分かれますが、慢性的な不具合のある患者様を画像診断して異常がなければ何もしないという治療を以前からやめたいと思っていました。
当院がめざすのは、患者様を元の活動、生活に戻すことです。手術が必要のない患者様もたくさんいらっしゃいますが、画像診断だけではわからない原因をさまざまな方法で探ります。リハビリテーションにおいても必ず目標をつくり、そこに到達するためのトレーニングを実施しています。そのためにも評価は不可欠で、トレーニング後の結果を目に見えるかたちで共有することで、リハ内容や自身の身体の状況をより詳しく理解していただき、効果的なトレーニングへとつなげています。

「ウルティウム」での可視化によって、目に見えない症状の発見につながっている。

-酒井医療の評価機器を導入された理由を教えてください。
リハビリテーションの評価は人によって違いが出てしまいます。筋電図や動作解析で客観的に評価できれば、スタッフ同士や患者様とも共有しやすく、アプローチがしやすいと考えていました。他社の機器も検討しましたが、シンプルかつ求めていた機能を備えた酒井医療の評価機器ウルティウムを導入しました。また、酒井医療の「自立と回復、さらなるパフォーマンスアップを支援する」という考えに共感したこともきっかけです。大谷選手をはじめ、多くのアスリートをサポートしていることで「スポーツ」というイメージもついていたので、当院にピッタリだと感じました。
筋電図や動作解析機器を運用するには少し時間がかかりますが、可視化することで患者様の納得が得られ、目に見えない症状の発見につながっているので、使いこなすことができれば可能性はさらに広がると感じています。

酒井医療には筋電図の専門スタッフがいるので、サポート面に不安は感じていない。

左から、内田先生、黒木先生、森田先生

-実際にリハ機器を使用した感想を教えてください。
筋電図などを臨床で使うのは初めてだったので大変だろうと思っていましたが、使い方を最初にレクチャーしていただき、またセミナーにも参加して筋電図に対する理解をより深めることができたので、現在は安心して使用することができています。酒井医療には筋電図の専門スタッフがいて、不明点も問い合わせればすぐに返事をいただけますし、時々来院して対面で教えていただけるので、サポート面に不安は感じていません。
超音波治療は、バッテリーが内蔵されており持ち運びが可能なため使い勝手がいいところもポイントです。今はまだ開業して間もないため機器に慣れるので精一杯ですが、ゆくゆくはラジオ波を当てながら可動域訓練を行うなど、さらに効率的に使用できればと思っています。

お話を伺った方

院長 松井元 先生

日本整形外科学会 専門医/指導医
認定リウマチ医
認定運動器リハビリテーション医
認定スポーツ医
日本スポーツ協会 公認スポーツドクター
日本医師会 認定健康スポーツ医
International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine, active member
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 JOSKAS
日本整形外科スポーツ医学会
日本人工関節学会
西日本整形・災害外科学会

施設情報

施設名称 まつい整形外科 桜坂スポーツ関節クリニック
所在地 福岡市中央区警固3-6-1クラシオン桜坂1階
ホームページ https://matsuiseikei.com/

※事例紹介に掲載している取材記事、固有名詞、数値などの情報は取材時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

納入機器

関連する導入事例

あさひの森 整形外科 リハビリクリニック 様

愛知県尾張旭市南栄町旭ヶ丘64-1
あさひの森 整形外科 リハビリクリニック 様

物理療法を交えた多角的なアプローチで地域の患者様の回復と維持を支援する。

これまで大きな病院に勤務していたので、ひとつの場所に複数の診療科がある利便性を感じていました。クリニックを開業するにあたっても、そのメリットを…

医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎(いえ)病院 様

栃木県下都賀郡野木町南赤塚1196-1
医療法人社団友志会 リハビリテーション花の舎(いえ)病院 様

グループ施設に広がるWILMO使用事例

友志会グループ (医療法人社団友志会、社会福祉法人延寿会、医療法人駿仁会)は、「かかわり合いを持ったら、家族のように親身な気持ちで誠実にケアを提供する」という志のもと、栃木県、茨城県に病院、高齢者施設、保育園など…

医療法人社団KNI 北原リハビリテーション病院 様

東京都八王子市左入町461
医療法人社団KNI 北原リハビリテーション病院 様

病棟時間の課題解決~病棟時間をリハビリ時間へ~

回復期病院として、いかに個別リハビリ時間外を有効活用するかが病棟のテーマのひとつでした。様々な機器を探したのですが、その中のひとつにWILMOがありました。随意運動をアシストできるプログラムが搭載されており、他の機器と…

かもいクリニック 様

長野県塩尻市
かもいクリニック 様

安心のトータルプロデュースで思い描いた通りのリハビリテーション室を実現。

以前は、総合病院に勤務していたのですが、ゆくゆくは生まれ故郷であるこの街に戻って、地域に根ざした医療に取り組みたいと考えていました。人々が健康で幸せな生活を…

医療法人社団誠馨会セコメディック病院 様

千葉県船橋市豊富町696-1
医療法人社団誠馨会セコメディック病院 様

徒手的伸張と温熱刺激が同時にできるメリットが大きい。
有効的な物理療法としてもっと注目されると思います。

もともと温熱療法に対しては前向きに考えており、ラジオ波温熱は超音波やマイクロ波に代わる温熱療法として注目していました。…

京都地域医療学祭研究所 がくさい病院 様

京都市中京区
京都地域医療学祭研究所 がくさい病院 様

使い方が簡便で、あらゆる日常生活活動の中で麻痺した部位の治療ができます。

– WILMOを使って感じた事は。従来の電気刺激装置は、ややサイズが大きく使用場面が限られ、設定操作に不慣れであると時間を要しました。WILMOは…

船橋整形外科クリニック 様

千葉県船橋市
船橋整形外科クリニック 様

四肢と体幹が連動したトレーニングが簡単にできる。
安全性も高く、高齢者も使いやすいマシンです。

クリニックの受診者は高齢者が多く、疾患部位の単関節運動を行ってもなかなか治療効果に結びつかないので、限りなく全身運動に近いトレーニングを行いたいと考えていました。...

成田リハビリテーション病院 様

千葉県成田市
成田リハビリテーション病院 様

安心して使用できるリハビリテーション機器で
患者様自らが「動きたくなる」環境をつくっています。

当院は回復期リハビリテーション専門病院として2017年に開院しました。PT、OT、STが8〜9名でユニットを組み、患者様個々の能力を引き出すためにそれぞれの状態に応じたリハビリテーション(以下、リハ)を提供しています。…

岡田整形外科クリニック 様

茨城県土浦市木田余1646-1
岡田整形外科クリニック 様

治療効果という面では
他の物理療法とは 「全く別物」という印象です。

当時、上腕骨外側上顆炎、足底腱膜炎、肩の石灰沈着性腱板炎などの治療をされている患者様が当クリニックには多くいらっしゃいました。こうした症状の治療は運動療法が主で筋力トレーニングやストレッチなどをメインに…

殿田橋整形外科 様

豊橋市飯村(いむれ)町西山7-644
殿田橋整形外科 様

治療方法が簡単で適応が幅広い。
コストを上回る効果を期待しました。

勤務していた病院にエコーを使う体外衝撃波治療器があって、それで改善する患者さんを見ていましたので、もともとこの治療法自体は良いと思っていました。ですがとても高額ですし、私がついていなければ治療ができないということもあって同…

横浜市スポーツ医科学センター 様

神奈川県横浜市港北区小机町3302-5
横浜市スポーツ医科学センター 様

8年ぐらい痛みを抱えていた膝蓋腱炎の選手。
3回の治療で痛みを減らすことができています。

もともと治療方法を決める際に組織損傷の内容や程度によって、物理療法と運動療法の組み合わせをどうするか決めてから行うようにしていたんですが、腱の慢性障害の場合は、難渋することが多かったんです。以前から、他社の体外衝撃波治療器…

学前クリニック 様

秦野市南矢名3-7-11
学前クリニック 様

私が目指した副腎皮質ステロイドを
なるべく使わないという治療方法が 徐々に実現できています

軟部組織の変性疾患の症状が強いケースや難治例に対して、副腎皮質ステロイドの注射を使った治療を選択肢の1つとしていました。ですが副作用を考慮して副腎皮質ステロイドを用いる治療から脱却できる治療をずっと探していました。その方法…