導入事例
徒手的伸張と温熱刺激が同時にできるメリットが大きい。
有効的な物理療法としてもっと注目されると思います。

千葉県船橋市豊富町696-1

医療法人社団誠馨会セコメディック病院 様

– ラジオ波を初めて使った時の感想を教えてください
もともと温熱療法に対しては前向きに考えており、ラジオ波温熱は超音波やマイクロ波に代わる温熱療法として注目していました。
初めて体感した時は広範囲がすばやく温まり、とても心地良かったです。疼痛や筋スパズムの軽減、血流増加、新陳代謝促進、軟部組織の粘弾性亢進が期待でき、運動療法の前処置として適応できると思いました。

関節モビライゼーションやストレッチと同時に行えるのも良い

– 具体的にはどのように使われていますか
運動器リハビリテーションの中で使用しています。当院はリハビリ実施患者の約45%(約1000例/年)が運動器疾患で、そのうちの約20%に使用しています。
一部位5〜10分程度、患者一人あたり15〜20分程度の照射です。運動療法と併用する場合は一人あたり40分程度。肩関節周囲炎をはじめ腱板損傷による疼痛や可動域制限、上肢骨折後の肘関節・手関節・手指関節の可動域制限、リウマチや変形性関節症による関節痛や可動域制限、腰部脊柱管狭窄症や腰椎ヘルニアによる腰痛・下肢痛などに使用しています。
RETモードのヒートハンドはセラピストの手を通して通電可能で、疼痛や患部の触察や徒手療法と同時にラジオ波が照射できます。
抵抗の高いところに自然と熱エネルギーが加わるので、関節モビライゼーションやストレッチと同時に行えるのもいいですね。
関節包や靭帯、腱、筋膜などの深部の膠原線維に効果的に温熱を加えられるので治療効果は高いです。
超音波の音波痛を嫌がる方はいますが、ラジオ波には痛みはありませんし、患者さんも「痛みがとても楽になる」、「関節が動かしやすくなる」、「治療後も温かさが持続する感じがする」など好評です。操作も簡単でスタッフも扱いやすく、待ち時間が発生するほど使用頻度が高いため2台目を導入しました。

 

治療時間は短縮できています

– 他の物理療法との違いはどこですか
ラジオ波は温熱が実感しやすく患者さんにわかりやすいですし、超音波よりも、特に疼痛抑制、筋・関節の柔軟性・可動域改善において効果が高いですし、治療時間は短縮できています。
ラジオ波で特に効果が出た症例としてアキレス腱断裂に実施した際に、柔軟性が顕著に向上した患者さんがいました。

有効な物理的エネルギーとしてもっと注目されると思います

– これから試してみたい用途はありますか
手術や外傷による、瘢痕形成の大きな組織には治療効果が期待できると考えています。瘢痕組織の膠原線維に効果的に温熱刺激を加えることで柔軟性が増し、また、ラジオ波であれば温熱刺激と同時に伸張刺激も加えることが可能なため、伸張性、可動性増大に有効であると思っています。

– 今後、病院でもラジオ波は普及すると思われますか
リハビリテーション領域における物理療法としてのラジオ波はなじみが浅いですが、臨床的に組織を伸張する場合、温熱療法中に伸張刺激を加えると効果があることはエビデンスがあります。
RETモードのヒートハンドは徒手的伸張と温熱刺激を同時にでき、大変メリットを感じています。疼痛軽減や軟部組織の伸張性増大に顕著な効果が見られるので有効な物理的エネルギーとしてもっと注目されるのではないでしょうか。

お話を伺った方

坂本 雄 先生
医療法人社団誠馨会 セコメディック病院
リハビリテーション部 部長
運動器理学療法専門理学療法士
教育管理理学療法専門理学療法士
管理運営認定理学療法士
介護予防・地域包括ケア推進リーダー
専門リハビリテーション研究会理事
千葉県理学療法士連盟事務局長
(取材当時)

施設情報

施設名称 医療法人社団誠馨会セコメディック病院
所在地 千葉県船橋市豊富町696-1
ホームページ http://secomedic.gr.jp/

※事例紹介に掲載している取材記事、固有名詞、数値などの情報は取材時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

納入機器

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