導入事例
使い方が簡便で、あらゆる日常生活活動の中で麻痺した部位の治療ができます。

京都市中京区

京都地域医療学祭研究所 がくさい病院

– WILMOを使って感じた事は。

従来の電気刺激装置は、ややサイズが大きく使用場面が限られ、設定操作に不慣れであると時間を要しました。WILMOは、スリムでシンプルという印象を受けています。研修を受けたスタッフが使用すれば、最適な治療設定を簡便に行えるのではないでしょうか。
麻痺した上肢に電気刺激を用いる際、最適な刺激位置を評価できるかが治療のポイントと思います。WILMOは、電極パットがマグネット式になっています。患者の前腕に貼った電極パット内で電極の位置を簡単に変えながら、最適な刺激位置を評価できます。これは、非常に使いやすくなったと思います。

– WILMOのどのような使い方が出来ますか。

訓練時間は当然ですが、院内や自室で過ごす時間も、WILMOを腕時計のように装着して使い続けることができると思います。機器本体、電極、電極ケーブルが、動作を干渉しない点が優れているのではないかと思います。患者さん自身の装着、設定操作は、スタッフ(主に作業療法士)が指導すれば、短時間に行えています。
実際、当院では、訓練時間以外の病棟生活で、スタッフの指導の下、WILMOを使用してもらっています。日中は、患者さんに使用を続けてもらっていますが、疼痛や強い疲労感などを訴えられたことはありません。
電気刺激で手指・手関節の運動を補助しながら、布団をたたむ、ドアの開閉、箸の使用などの日常生活活動を行うことで、麻痺した上肢の使用頻度が増えた印象があります。

– WILMOに期待できる事は。

WILMOは、電気刺激装置が組み込まれた装具のように、上肢運動麻痺の治療をリハビリテーション室だけでなく、どこでも使用できるデバイスとしての活躍を期待します。例えば、回復期リハビリテーション病院では、直接、療法士が患者さんに治療できる時間は限られています。現在も、患者さんの動作能力向上のために、病棟生活の中に自主訓練を導入していますが、WILMOはさらにこの効果を高めてくれるのではないかと思います。
将来、医療保険でのリハビリテーション治療が受けづらくなるのではないかと懸念しています。WILMOを用いた治療法が、上肢運動麻痺の機能改善を促進するリハビリテーション治療として確立すれば、在宅での使用に展開できるのではないかと期待しています。患者さんの上肢機能とWILMOをどう組み合わせ、訓練と日常生活を送っていくとよいか、われわれも追求していきたいと思います。

お話を伺った方

リハビリテーション科 部長
前田 博士 先生 (写真右)
日本リハビリテーション医学会 専門医・指導医
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士

訪問リハビリテーション科 科長
松原 徹 先生 (写真真ん中)
理学療法士

リハビリテーション科 主任
宮本 宗明 先生 (写真左)
作業療法士

施設情報

施設名称 京都地域医療学際研究所 がくさい病院
所在地 京都市中京区壬生東高田町1番9
ホームページ http://gakusai-hp.jp/

※事例紹介に掲載している取材記事、固有名詞、数値などの情報は取材時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

納入機器

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